白内障で挿入する眼内レンズは、角膜のカーブなどが正確に測定されて、度数が決められています。しかし、レーシックではその部分が削られているため誤差が生じます。
最近はかなり正しく測定できるようですが、それでも術前の眼のデータは大きな意味を持ちます。
レーシックを受けた同じ病院で白内障の手術受ければそのデータも活用できますが、そうもいきませんよね。
そのようなときには白内障手術を受けた後、もう一度レーシックを受けるタッチアップという方法もあります。
レーシックを受けると白内障が早まる
2014年、北里大学の飯島敬先生のチームが、レーシックを受けると早期に白内障手術を受けるようになることを発表しました。
レーシックを受けると白内障手術を受ける年齢が17歳も早まる!
白内障手術を受ける年齢の平均は71.2歳です。ところがレーシックを受けた人に限ると平均54.4歳と、なんと17歳も早まるのです。
近視が非常に強いかたの白内障手術でも平均64.2歳ですから、レーシックを受けたかたの突出ぶりがわかります。
レーシックが白内障を早める本当の原因とは?
レーシックを受けるかたは近視が多いです。近視が強いと眼球の軸が長いため白内障になりやすいと言われています。
さらに、レーシックを受けるかたには高次収差といって眼鏡やコンタクトでは矯正できないごく微細な角膜の歪みを持つ人が多いです。
加齢で水晶体が濁りだすと高次収差が増して、見え方の質が落ち、白内障になるのが早まると考えられています。
レーシックを受けたかたは40歳を過ぎたあたりから白内障に注意しましょう。
ルテインと白内障の関係
白内障の有名な対策はルテインを摂るですが、
ルテインが白内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
でも、そんなの待ってられないですよね。
早め、早めに手を打ちたい方はここから手に入ります。