白内障の手術は日帰りが基本
白内障手術は日帰りが当たり前になっています。ここ10年ほどで白内障の手術は、技術も使用する薬剤も飛躍的に良くなってきました。
例えば、
- 術後の抗生物質の点滴が必要なくなった
- 目薬と内服薬でケアできるようになった
- 眼内レンズを挿入するための切開創が小さくて済む
- 縫合の必要がなく、炎症の度合いが軽減した
- 手術時間が短くなり(10分程度)、患者の負担が減った
こうしたことにより白内障手術における日帰りの割合は、
- 平成14年度・・・31.7%
- 平成23年度・・・44.7%
と、確実に増えています。
また平均入院日数も半減していて、2017年現在では、一般的な白内障の場合、1泊2日か2泊3日です。
- 平成14年度・・・8.0日
- 平成23年度・・・4.0日
通院ができて一人暮らしでない限り、まず日帰りで大丈夫
白内障手術を受ける患者さんの多くが高齢者です。万が一を考えれば入院のほうが安心と思いますよね?
しかしそうでもないのです。それ次のような理由によります。
- 環境が変わると負担になる
- 院内感染の危険がある
眼帯をしてるので夜中にトイレに行くとき転倒した患者さんもいるそうです。また、認知症のかたは入院すると症状が進むことがあります。
総合病院などの大きな病院は重症患者が多いため院内感染の危険があります。
白内障の入院手術に向いている人
ただし、次のような人は入院手術に向いているといえます。
- 入院保険に入っていてお得になる人
- 家事から解放されたい女性
- 重症の白内障
- 糖尿病網膜症など眼の合併症を抱えている
- 高血圧症などの全身疾患がある
自分のおかれている状況を考えて決めましょう。
ルテインと白内障の関係
白内障の有名な対策はルテインを摂るですが、
ルテインが白内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
でも、そんなの待ってられないですよね。
早め、早めに手を打ちたい方はここから手に入ります。