ルテインで白内障の進行を抑えよう
ルテインとは強い抗酸化作用を持つ天然の色素でカロテノイドの一種。ほうれん草やケールなど緑黄色野菜や、花のマリーゴールドに含まれている成分です。
眼の中の水晶体の中に存在し、青色光(ブルーライト)の強烈な刺激から目を守ってくれたり、タンパク質の酸化を防いでくれたりします。
しかしルテインは加齢とともに減少し、体内では生産されません。減ってしまった分は外から補う以外になく、食事から摂取せざるを得ないのです。
ルテインの効果
ルテインを摂取すると次のような効果があるといわれています。
- 視機能の向上
- 白内障を抑制
視力やコントラスト感度が改善したり、まぶしさ(グレア)から回復する時間が短くなったりします。また視覚処理速度も速くなります。
眼にとって有害なブルーライトを抑え、水晶体の酸化を防ぐため、加齢による白内障の進行を抑えるといわれています。
ルテインは白内障に対する効果が高い
ルテインを使った白内障に対する実験では、普段から食事でルテインを摂っていない人ほど実験による効果が顕著に現れました。
ルテインが白内障の改善に何らかの良い影響を与えている |
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白内障手術への進行 |
32%減少 |
白内障の発症 |
30%減少 |
重症白内障への進行 |
36%減少 |
浜松医科大学の研究によると、ルテインの抗酸化力はビタミンEの10倍もあるそうです。
また米国タフツ大学の調査では、白内障に対してはルテインとビタミンE、ビタミンCの摂取が特に有効だとしています。
ルテインがこうした効果を発揮するには1日に10㎎は必要といわれています。これはホウレンソウの約2分の1束に相当します。
白内障を予防するルテイン&ビタミンCがたっぷりな食事
白内障を予防するにはルテインが多く含まれた緑黄色野菜をとるのがおすすめ。
緑黄色野菜にはルテインだけでなく、同じく抗酸化作用の強いビタミンCも豊富に含まれており、相乗効果で水晶体の老化を食い止めてくれるからです。
厚労省も認めた!白内障を予防するビタミンCのすごい力
2007年に厚労省が発表したデータによると、45歳から64歳のビタミンC摂取量が多い人は少ない人に比べて男性で35%、女性で41%も白内障の発症率が下がることがわかりました。また手術の割合も男性で30%、女性で36%低下しました。
もともと水晶体には強い抗酸化作用があり、ビタミンCも高濃度で存在しているといいます。水晶体が酸化するのを抑え、にごりを取り除いてくれる働きをしているようです。
ただビタミンCもルテイン同様体内では作られないため、食べ物で摂取するしかありません。
しかしただたくさん食べればいいというわけでもありません。多すぎると尿として排出されますし、下痢を起こすことだってあります。
毎日こまめにバランス良く摂ることが大切でしょう。
白内障に効く!緑黄色野菜のレシピ
ルテイン&ビタミンCたっぷりの緑黄スムージー2種
毎日の朝食や小腹が減った時におすすめ。
小松菜の緑黄スムージー
小松菜2株と皮をむいたバナナ1本、ニンジン30g、豆乳200ml、はちみつ大さじ1~2、好みの油大さじ1をミキサーに入れて撹拌する。ブロッコリーの緑黄スムージー
ブロッコリー4分の1株、キウイ1個、プレーンヨーグルト200ml、はちみつ大さじ1~2、好みの油大さじ1をミキサーに入れて撹拌する。
出典: www.karadane.jp
白内障におすすめの食材は?
白内障や眼の老化を予防をする最もポピュラーな食材、ほうれん草を活用してみましょう。
ルテインの含有量は他の緑黄色野菜に比べて圧倒的に多く、ビタミンCも豊富です。定番の油炒めをはじめ、おひたし、スープなど他の食材と組み合わせればバランス良く栄養を摂取できます。
このように白内障の有名な対策はルテインを摂るですが、
そのサプリメントが白内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
現段階では注目されているに過ぎないということになるでしょう。
実際にもその検証が進められている最中です。
でも、そんなの待ってられないですよね。
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