白内障手術の費用は高額療養費や医療費控除を使って安く抑えることができます。
生命保険に入っていれば手術給付金が支給されますが、入っていないかたや手術給付金を使ってもまだ自己負担分が発生する場合に使います。
高額療養費とは?
高額な医療費が見込まれる場合、年齢(70歳以上か未満か)と収入に応じて月々負担する上限金額が決まり、それを超えた費用が返還されるシステムです。
仮に月8万円が限度額なら、10万円の費用が発生した場合2万円が戻ってきます。
この制度の使用を申請すると1年間有効の限度額認定証がもらえます。
各保険証の発行元が管轄しているので、国民健康保険なら自治体の「国民健康保険」窓口へ、社会保健なら「全国健康保険協会」へ、その他は各「保険者名称」先へ問い合わせて申請します。
高額療養費を使った費用の一例
70歳以上の一般的な所得で1割負担のかただと、限度額は1万2千円です。月1万2千円まで支払えば、それ以上の金額は支払わなくてよいことになります。
片目の白内障日帰り手術を行った場合、費用は約2万円です。
手術費用2万円のうち1万2千円を引いた残りの8000円は戻ってきます。
両目を手術したら費用は約4万円です。4万円から限度額の1万2千円を引いた残りの2万8千円は戻ってきます。
確定申告で医療費控除
医療費控除とは、確定申告の時にし1年間にかかった医療費を申告すると、所定の金額をオーバーした分が払い戻しされるシステムです。
白内障では、1年間に病院に支払った費用、薬代、眼鏡の費用、通院のための公共交通費を申告します。これらの領収書をすべてとっておいてください。
1年間に10万円以上の支出であれば控除の対象となり、オーバー分が返還されます。
ただし総所得額が200万円未満のかたは、その金額の5%の金額です。
年間総所得が150万円のかたなら7万5千円以上であれば控除されますが、年金収入のみのかたは年金控除額を差し引いた分になります。
例えば65歳以上で年金収入が200万円のかただと総所得が80万円とみなされます。80万円の5%金額である4万円以上であれば控除されるのです。
医療費控除は家族など生計を一にしているかたの分と合わせてできますから、病院関係のレシート類はとにかく捨てないようにして、確定申告しましょう。
ルテインと白内障の関係
白内障の有名な対策はルテインを摂るですが、
ルテインが白内障の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
でも、そんなの待ってられないですよね。
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